from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
朝５時半にはっちゃん（秋田ＭＩＸ♂３歳）とお寺をブラブラしていたら、赤茶色の動物がささっと走っていった。
帰宅してネットで調べてみたらイタチだった。
はっちゃんは、「なになに！」とイタチが通ったあとのにおいを嗅ぎまわり、ちょっと興奮して飛び跳ねた。
が、すぐに収まり、のんびり散歩を続行することができた。
はっちゃんは以前は興奮するとリードを噛みまくっていたが、いまはほとんど噛まない。
今日はひと噛みふた噛みして止めていた。
２．５センチ幅のＰＯＮＯＰＯＮＯリードを使っているのだが、それがやぶれることもない。
もともと興奮しやすく、いまもその傾向はあるが、それでも人間が困らないぐらいに落ち着くのである。
昨日、電気の検針係員が来た。
こういう招かれざる客が、車で家の前に乗り付けてきたりすると、マルちゃん（ドゴＭＩＸ♂７歳）とはっちゃんは「あっち行け！」と吠える。
わたしが出て行って対応しているうちに静かになるのでが、昨日の人は、「オスワリ」、「ハウス」などと二人に命令していた。
まったく、よそのわんこに対して失礼極まりない。
ちょっとというか、かなり支配的な感じの人なので、犬たちは余計に警戒する。
だまっていてくれればいいのにと思いつつ、家から「はっちゃ～ん」と呼ぶと、はっちゃん、すぐに飛んできた。
マルちゃんは門を守っているので、そばまで行って、「マルちゃん、おうち入ろうか」と言うと、「はい」とついてきた。
これで十分である。
門の前でオスワリさせる必要などどこにもないし、見ず知らずに人に「ハウス」などと言われる筋合いもない。
人間はどうしてこうもわからずやなのだろうと、犬たちは思っているかもしれない。
少なくともわたしは思っている。
もっと普通にコミュニケーションすれば、それで十分に足りるものを、わざわざコマンドに従わせたり、おやつ漬けにしたりと、とても非効率的なことをしている。
何度も書いているように、人間の友達にやらないようなことを、犬にやらないようにしよう。
リードの着用と狂犬病ワクチン接種は法令で定められているし、不妊去勢手術は家庭動物では必須だが、そういうこと以外は、人間の友達と同じでいい。
命令したり、言うことを聞かせたりすることはないのである。
対等な関係のほうが心地いいと、わたしは思っている。
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