2016年4月1日金曜日

脱走リスクを下げるには

脱走リスクを下げるには
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

マルちゃん(ドゴMIX♂7歳)と夕方散歩に出かけたらm、お寺の甲斐犬くんが住職さんと散歩していた。

マルちゃんは未去勢犬には厳しいし、甲斐犬くんも犬が苦手なので、遠くのほうで待機していた。

すぐに家に入っていったので、散歩を続行していると、住職さんがでてきた。

マルちゃんは住職さんのことが気に入って、自分から寄っていって鼻ツンする。

いつも甲斐犬くんは夕方散歩しないのに、どうしたのかと思ったら、脱走したのだそうだ。

ちょっとした隙にすり抜けて逃げ去ったという。

「おたくの方までいくかと思ったら、年のせいだね、10分ぐらいで帰って来た」と言う。

何歳か聞くと、7~8歳とのことだ。

5月に8歳になるマルちゃんと、ほぼ同じぐらいである。

うちには20歳のキキさんがいるので、7歳ぐらいだとまだまだ若いと思ってしまう。

11歳のルルさんは、少し白内障になってきたが、とても元気だ。。

甲斐犬くんは、散歩は1日1回で、ずっと繋がれているので、ちょっと自分で散歩がしたくなったのだろう。

繋ぎ飼いや閉じ込め飼いは、脱走リスクを上げる。

過剰なトレーニングや、家の中が落ち着かない、などというのも、逃げ出したくさせてしまう。

療法食を食べさせられて、それがいやで脱走した犬も知っている。

この子は、手づくり食にしたら逃げなくなった。

家が居心地がいいと、犬はやたら逃げ出したりはしないものだ。

里子に行ったコンちゃんは、うちでは逃げ出したことなど一度もなかったが、居心地が悪かった里親宅からは何度も何度も脱走した。

いまはPONOPONOインストラクターのソラさん宅の子になって幸せに暮らしているが、やはり一度も逃げ出したことはない。

居心地が悪い家庭に帰りたくないのは、人間も同じだろう。

脱走しないようにしっかり繋げとか、檻に入れろなどと言われることがあるが、これはむしろ逆効果だ。

脱走防止には家の居心地をよくすることが最善の策である。

どうも人間は、あべこべなことばかりしたがるようだ。

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