from : ちわわん生活 VOL.2
今日の 「P House」 はぷくの悩み。 → ☆
ニュージーランドにいた頃
本は日本からネットで買っていました。
するとどうしても作家買いが多くなる。
帰国後はその反動もあって本屋さんで
物色する喜びをとことん満喫。
よって表紙買い、ポップに釣られ買い、
レジ前の平積み買い等々、今までは
あまり読まなかったジャンルの本にも
じゃんじゃん手を出しています。
結果、ハズレ率も上昇。 ヽ( ゚◇゚)ノ
ハズレというか私の趣味じゃなかったなー
となるパターンが当然多くなりました。
それで最近はまた一周回って
好きなミステリに戻ってます。
てことでこちら。
往復書簡
全編通して手紙のやりとりのみ!で
ストーリーが進行していきます。
最初はごくごく普通のお手紙のように
思えていたのが、段々事件の断片が
やり取りの中にちらほら見え隠れする。
そして差出人が変わると同じ出来事でも
見え方がガラリと変わる。 (゚ー゚;)
なるほどそういうことだったのか!と。
単純に思えた事故が実は複雑な事件で、
手紙のやり取りによって謎の部分が
徐々に埋められていくのであります。
でも見えそうで見えてこない。
真相が最後にひっくり返される。
え!結局真相はどうなの!?犯人は?
気付けばページをめくる手が
止まらないのであります。
読みながらゾクゾク度合いが徐々に、
でも確実に高まっていうという
ジワジワ怖いミステリでした。
まさに湊かなえの真骨頂。
面白かった-。ヽ(゚▽、゚)ノ
湊かなえ先生といえば
「イヤミス(読後嫌な気分になるミステリ)の女王」
などと呼ばれていたりしますけれども
これは読後感も悪くなかったと思います。
三編収録されているので
ひとつずつ寝る前読書タイムに
ちょうどいいですよん。
で、クマシャツの謎は?
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マーチソンヒューム