from : ねこかます
暑い日が続いている。
麿白は去年の夏も体調を崩したし、7月終わりにも体調を崩した。
暑いなりに自重をさせつつ、である。
まったくぼくの弱点である暑さをついてくるとは、この国の気候はいやらしいね。
愚痴る麿白。しかし、猫は本来暑さに強いものだぞ。
何言ってんだ、その為に常にエアコンは28度の除湿、涼感マットにジェルまで買ったじゃないか。
そんなものでぼくの弱点がカバーできると思ったらおおまちがいさ。
そこはえばる所じゃないぞ。
思えば、去年より被毛が厚くなっている気がする。
前は短毛種と思ったが、成長と共に毛の長さの方も完成してくるようだ。
なんだい何するんだい。
指でむいっとやってみる。
うむ、首回りがやはり分厚くなっている…。
そうだろうさ、だからいっそうぼくを涼しくしてくれないと困るよ。
要求する麿白。
おいらもあんなモフつくのかいな。
時雉の両親は恐らく時空長兄と豹柄の母猫。そんな長くはならないだろう。
ふー、ちょっと放熱させてもらうよ。
麿白、遂に溶ける。
まあ要するにモフれと言う要求でもあるのだが、おなかを出すのはすなわち両方という解釈でよいようである。
いー、何するんだいー。
歯を剥いてみる。思えば、歯も立派になった。
そうだろう、ぼくのこの立派なキバを観たまえよいー。
白い歯が除くが爽やかさのかけらもない麿白。
そして変わらず溶けて放熱。
麿白よ、そろそろ顔はふつうに戻していいぞ。
戻らないんだいー。直して欲しいいー。
起き上がっても謎の放熱の姿勢をとる麿白。
どうやったら熱を発散できるかという検証をしているのだよ。
でもそれは間違ってそうである。
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