2015年8月30日日曜日

保護猫観察日記(2015/8/3‐8)保護子猫、師匠の教えを受け継ぐ

保護猫観察日記(2015/8/3‐8)保護子猫、師匠の教えを受け継ぐ
from : ねこかます

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琥白の旅立ちまで残りわずか。
麿白教室はその間も行われていた。

ちびよ、親しき猫にも礼儀ありだぞ。

麿白、猫としての礼儀を野良出身の琥白に教えている。

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琥白は気が強いのでそれでも麿白に立ち向かう。
麿白の白熱教室は今日も開講である。

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先輩を敬わないやつはこうしてくれるよ。

麿白、餌にいのいちに食いつく琥白にマウンティングである。

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とはいえ、飴と鞭の使い分けも大事である。
マウンティングしたかと思ったらグルーミングをする麿白。

おおわたしのかわいいぼうや。
はなれてもわすれるんじゃないよ。

麿白かあさん母性がさく裂である。

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一方時雉は離れて眺めていた。

なんなのさあれは。付き合ってらんないのさ。

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おいらにはおいらのやりかたがあるのさ。

時雉、知らない間に自分でのグルーミングがだいぶ上達をしてきたのだった。

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そう、いくらなんでも麿白のこの寝相は子猫たちには難しかろう…おとなになってもやらないだろう、敢えて。

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そして母性の炸裂は授乳にも現れていた。
結局ずっと麿白のおっぱいを吸っていた事になる。

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保護子猫の中で、一番麿白の教えを色濃く受け継いだのが琥白であった。

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麿白も、琥白は自分に似てるからか?または一番向こうっ気が強かったからか?思い入れがあったように見受けられる。

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時雉も入れるとこんな光景であり、それがキャラや関係を象徴しているようである。

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一緒にいられるのも残りわずか。
言葉で伝えていても、その時を理解するかどうか。
 
別れも、生きて行く中での道程である。 
 

 

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