from : ねこかます
琥白の旅立ちまで残りわずか。
麿白教室はその間も行われていた。
ちびよ、親しき猫にも礼儀ありだぞ。
麿白、猫としての礼儀を野良出身の琥白に教えている。
琥白は気が強いのでそれでも麿白に立ち向かう。
麿白の白熱教室は今日も開講である。
先輩を敬わないやつはこうしてくれるよ。
麿白、餌にいのいちに食いつく琥白にマウンティングである。
とはいえ、飴と鞭の使い分けも大事である。
マウンティングしたかと思ったらグルーミングをする麿白。
おおわたしのかわいいぼうや。
はなれてもわすれるんじゃないよ。
麿白かあさん母性がさく裂である。
一方時雉は離れて眺めていた。
なんなのさあれは。付き合ってらんないのさ。
おいらにはおいらのやりかたがあるのさ。
時雉、知らない間に自分でのグルーミングがだいぶ上達をしてきたのだった。
そう、いくらなんでも麿白のこの寝相は子猫たちには難しかろう…おとなになってもやらないだろう、敢えて。
そして母性の炸裂は授乳にも現れていた。
結局ずっと麿白のおっぱいを吸っていた事になる。
保護子猫の中で、一番麿白の教えを色濃く受け継いだのが琥白であった。
麿白も、琥白は自分に似てるからか?または一番向こうっ気が強かったからか?思い入れがあったように見受けられる。
時雉も入れるとこんな光景であり、それがキャラや関係を象徴しているようである。
一緒にいられるのも残りわずか。
言葉で伝えていても、その時を理解するかどうか。
別れも、生きて行く中での道程である。
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