from : ねこかます
二匹目の保護猫、時雉(トキジ)です。
まあ、まずは元気になって慣れてくれれば。
それは、猫時空の捕獲の真っ最中の事だった。
当初から「どうもメス猫が避妊前に子猫を産んだらしい」という情報はあったのだが、まだその子猫の姿を見られずにいた。そして、今回の標的もオスメス一匹ずつ…。
標的を待ってる時に、何やら敷地の奥にうずくまっている毛玉が…。
住人どうやらその子猫か…!
しかも母猫がいない、しかも動かない…死んでるか衰弱しているか。
捕獲機を持って近づくと、動いた。眼が開いてないようだ。
衰弱しているっぽいし、母猫の姿は見えない…。
捕獲機を前に置いても餌に反応しないので致し方ない。
荷物を置いてそっと近づいても逃げず、そのまま素手でつかんで保護成功である。
それにしても逃げない。そうとう弱っているのか…。
しかし標的の捕獲中もくっついて離れない…標的は一匹だけ捕獲できたので一緒に病院へ行く。
獣医の先生曰く、これくらいの子猫でこの静かさはちょっと弱っているかも?とのことで、目薬入れてもらい、栄養剤を注射してもらった。
そして自宅に連れ帰る事に。
浴場で洗った直後の時雉。
こう見ると衰弱しているように見える…。
タオルで拭く。ほとんど抵抗しない。
そしていざ麿白とお目見えを果たす。
麿白、なんぞこれという具合に匂いを嗅ぐ。
頭すりすり。
タオルで拭き上げようとすると麿白がグルーミングを始めた。
麿白の保護欲が出てきたようである。
続く。
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