from : 〓 ねこメモ 〓
1: 極限紳士 ★ 2015/04/29(水) 13:24:46.41 ID:???*.net
<シェアハウス>注目集める「猫付き」 保護猫の居場所確保
毎日新聞 4月29日(水)9時45分配信
猫と一緒に住みたい1人暮らしの人向けに「猫付きシェアハウス」という物件が登場し、注目を集めている。
通常は一つの住宅を複数の人が共有して住むものだが、そこに複数の猫も「同居」する。
飼い主の高齢化による飼育困難などで行き場を失い、殺処分を前に保護された猫(保護猫)たちで、猫の保護団体と不動産業者が協力して運営する。
住人は猫の命を救う居場所作りにも貢献できる。
◇命救う居場所作り
今年3月初旬、東京都杉並区内にある「猫付きシェアハウス」に入ると、心地よい暖かさに包まれていた。
室温は寒がりな猫に配慮した設定だ。玄関にも一工夫があった。ドアを開けた際に猫が屋外に飛び出さないよう、内側にもう一つドアが設けられていた。
まさに猫と暮らすための空間が整っていた。
このシェアハウスを発案したのは、猫の殺処分ゼロを目指し、
東京近郊の保健所や動物愛護センターなどから猫を保護する活動を行うNPO法人「東京キャットガーディアン(以下、TCG)」(豊島区)の山本葉子代表(54)だ。
これまでにも猫と触れ合える開放型のシェルターや猫付きマンションなどを手がけ、年間約700匹の保護猫を新たな飼い主へ譲渡している。
「運営する施設は常に(TCGで可能な)保護数上限の350匹を抱える状態。もらわれにくい成猫や年を取った猫、ハンディキャップのある猫などの居場所を確保したかった」と山本代表は言う。
◇不動産業者と協力
猫付きシェアハウスの第1弾は昨年9月に誕生した。TCGの活動に賛同する不動産会社「リビングゴールド」(杉並区)が物件を購入し、管理する。
代表の藤堂薫さん(45)は「入居者のほとんどが猫を飼うのが初めて。
猫と一緒に住める環境を整えることで、入居者は猫の習性を知り、世話を体験でき、実際に自分に飼えるかどうかも判断できる」と話す。
このシェアハウスの広さは約40平方メートル。個室3部屋に加え、住人の共有部分としてリビングと台所などの水回りがある。
そこに女性3人と猫4匹が生活する。猫たちは推定4~5歳。
不適切な飼い方によって飼い主の手に負えなくなるほど増えてしまった「多頭飼育崩壊」の現場から救い出された。
各個室のドアには猫用ドアが付いており、猫は室内を自由に動き回れる。住人の一人、女性会社員(31)は「夜寝ている間に、猫たちに囲まれていることもあります」と幸せそうだ。
このシェアハウスでユニークなのは、入居希望者に、山本代表と猫の飼育に関する面談があることだ。
その理由を山本代表は「猫の生活は飼育者によって左右される。猫に愛情があるのは当然として、適正な飼育能力を確認したい」と説明する。
またTCGの飼育方針の「室内飼い」と「食事は猫専用のみ」を守る必要がある。
入居時の金銭的負担は月額家賃3万3000円と、猫の諸経費も含む管理費2万円。
管理費の一部は、突発的な猫の病気やケガで高額医療を要するときに備え蓄えているので、住人に負担の追加はない。
猫の食事や排せつなどの世話は住人が分担して行う。健康管理として食欲や排尿、排便など猫たちの状態を規定の連絡表に記入し、TCGへ毎日報告する。
問題が発生した場合は、常にTCGやリビングゴールドに相談できる。
住人の女性は「猫との暮らしは初心者でしたが、飼育のサポート体制があり、安心。猫の世話を住人同士で協力し合えるのもいいです。コミュニケーションも深まります」と話す。
2以降に続く
ソース
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000016-mai-soci
毎日新聞 4月29日(水)9時45分配信
猫と一緒に住みたい1人暮らしの人向けに「猫付きシェアハウス」という物件が登場し、注目を集めている。
通常は一つの住宅を複数の人が共有して住むものだが、そこに複数の猫も「同居」する。
飼い主の高齢化による飼育困難などで行き場を失い、殺処分を前に保護された猫(保護猫)たちで、猫の保護団体と不動産業者が協力して運営する。
住人は猫の命を救う居場所作りにも貢献できる。
◇命救う居場所作り
今年3月初旬、東京都杉並区内にある「猫付きシェアハウス」に入ると、心地よい暖かさに包まれていた。
室温は寒がりな猫に配慮した設定だ。玄関にも一工夫があった。ドアを開けた際に猫が屋外に飛び出さないよう、内側にもう一つドアが設けられていた。
まさに猫と暮らすための空間が整っていた。
このシェアハウスを発案したのは、猫の殺処分ゼロを目指し、
東京近郊の保健所や動物愛護センターなどから猫を保護する活動を行うNPO法人「東京キャットガーディアン(以下、TCG)」(豊島区)の山本葉子代表(54)だ。
これまでにも猫と触れ合える開放型のシェルターや猫付きマンションなどを手がけ、年間約700匹の保護猫を新たな飼い主へ譲渡している。
「運営する施設は常に(TCGで可能な)保護数上限の350匹を抱える状態。もらわれにくい成猫や年を取った猫、ハンディキャップのある猫などの居場所を確保したかった」と山本代表は言う。
◇不動産業者と協力
猫付きシェアハウスの第1弾は昨年9月に誕生した。TCGの活動に賛同する不動産会社「リビングゴールド」(杉並区)が物件を購入し、管理する。
代表の藤堂薫さん(45)は「入居者のほとんどが猫を飼うのが初めて。
猫と一緒に住める環境を整えることで、入居者は猫の習性を知り、世話を体験でき、実際に自分に飼えるかどうかも判断できる」と話す。
このシェアハウスの広さは約40平方メートル。個室3部屋に加え、住人の共有部分としてリビングと台所などの水回りがある。
そこに女性3人と猫4匹が生活する。猫たちは推定4~5歳。
不適切な飼い方によって飼い主の手に負えなくなるほど増えてしまった「多頭飼育崩壊」の現場から救い出された。
各個室のドアには猫用ドアが付いており、猫は室内を自由に動き回れる。住人の一人、女性会社員(31)は「夜寝ている間に、猫たちに囲まれていることもあります」と幸せそうだ。
このシェアハウスでユニークなのは、入居希望者に、山本代表と猫の飼育に関する面談があることだ。
その理由を山本代表は「猫の生活は飼育者によって左右される。猫に愛情があるのは当然として、適正な飼育能力を確認したい」と説明する。
またTCGの飼育方針の「室内飼い」と「食事は猫専用のみ」を守る必要がある。
入居時の金銭的負担は月額家賃3万3000円と、猫の諸経費も含む管理費2万円。
管理費の一部は、突発的な猫の病気やケガで高額医療を要するときに備え蓄えているので、住人に負担の追加はない。
猫の食事や排せつなどの世話は住人が分担して行う。健康管理として食欲や排尿、排便など猫たちの状態を規定の連絡表に記入し、TCGへ毎日報告する。
問題が発生した場合は、常にTCGやリビングゴールドに相談できる。
住人の女性は「猫との暮らしは初心者でしたが、飼育のサポート体制があり、安心。猫の世話を住人同士で協力し合えるのもいいです。コミュニケーションも深まります」と話す。
2以降に続く
ソース
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000016-mai-soci
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