from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
また雨予報が出ている。
ルル(ヨーキー♀10歳)はこういう日は散歩に行きたがらないが、今日は「行く!」と言って、普通に歩いた。
マルちゃん(ドゴMIX♂6歳)とはっちゃん(秋田MIX♂2歳)がマーキングした箇所を、熱心に嗅いでいた。
「ふんふん、マルとハチはここを通ったんだね」と。
はっちゃんと夕方散歩をしていると、わき道から大きなトラックが来るのが見えた。
その場に留まっていると、すれ違わないといけなくなるが、急いで移動すればやり過ごすことができる。
するとはっちゃん、走らずに、トラックとすれ違わずにすむぐらいのちょうどいい速度で、ささっと歩いていった。
当たり前のことだが、犬はちゃんとわかっているのである。
こういうときは、人間の判断のほうがよくないことが多い。
見た瞬間にパニックになるほど苦手なものの場合は、少し手を貸してあげる必要があるが、それ以外はまかせておいたほうがいいのである。
苦手なものがある飼い主には大きくいって2通りの反応があるように思う。
ひとつは、その場では叱ったり嘲笑したり困惑したりなどするが、なんの対処もしないというもの。
もうひとつは、苦手なものがあってはならないと、なんとか慣らそうとするというもの。
どちらも犬にとってはつらいものだ。
苦手なものに遭遇してパニックになるという事態に陥らないようにしてあげるのが、犬にとって望ましい対処法である。
ところがそうしながらも、いつか慣れてほしい、いつになったら慣れるのか、苦手があるのはよくない、などと思ってしまう方もいるだろう。
飼い主がそういう風に考えていると、犬は受け入れられていない感、否定されている感を受け取ってしまい、ますますビクつくようになる。
犬が自信をもって行動できるようにするには、「怖い」とか「嫌だ」などという気持ちを受け入れてあげることが大切だ。
そういうネガティブな気持ちを持つのはまったく自然なことであり、そのことは自分自身を省みればよくわかるだろう。
自分が思い描く姿に合致した犬を求めるのは、大きな誤りである。
こうなってほしい、ああなってほしいとか、よその犬はできるのに、などという考えは捨てよう。
ここでも、犬が自分自身で発達していく姿を見守るという姿勢が重要だ。
なにもせずに放置するのでもなく、また「慣らそう」という押し付けをするのでもなく、自分自身で乗り越えられるように環境を整えてあげる(回避を提案するなど)ことに徹しよう。
すると犬は、少しずつ自分が快適にやり過ごす方法を身につけていくものである。
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