2018年2月21日水曜日

広島本部・2月21日

広島本部・2月21日
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

こないだまでは

『この年になると
1年が早い』

な~んて
悠長なことを言っていましたが

今の私は
『1日が早い!』

私は
自宅である広島本部にも

1ヶ月に
10日もいないわけだから

広島にいるときぐらい
1匹ずつ

うちの子の様子を
見て回りたいんじゃが

それすらできん・・・

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犬猫みなしご救援隊の
代表である私には

広島に帰ると
いろんなことが待ち受けていて

1つをこなしている最中でも

電話は
ひっきりなしにかかってきて

途中で止めると
何をやっていたかわからなくなるような

腐りかけとる脳で

過去を思い出したり
先の予定を考えたり・・・

おまけに
広島に帰ると

私も
たいそうわがままになり

『大きな問題が起きたときは
ワシが責任を取るけぇ

たちまち
代表を辞めさせてくれんか?

ワシは

動物を助けることだけに
専念したいんじゃ!

静かにしてくれ
ワシを独りにしてくれ』

こんな気分になります。



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こ~なると

私の前に
お不動さんが戒めに現れます。

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岡山の犬多頭現場の犬を

岡山市のセンターに
引き出しに行かにゃいけん

山口県の猫多頭崩壊も
なんとかせんといけん

岡山と山口・・・

広島の隣県じゃけど
位置が右と左で正反対じゃし

いつなら時間がある?
・・・と考えていたら

鹿児島から

置き去り猫40匹の
お迎え依頼がきて

40匹もの猫を
お迎えに行くには

みなしごバスで行くしかない
・・・ってことは

田原君を頼るしかない・・・

40匹の猫を入れるケージを
倉庫から出して

それを
鹿児島に送らねばならん

・・・ってことは

三島さんが
洗って収めてくれているケージを

忍に用意してもらい

根本さんに
宅配業者の手配をしてもらわねば・・・

あぁそ~じゃ

私は
独りじゃなんもできんのじゃ

犬猫みなしご救援隊の
今があるのも

私が
動物を助ける活動ができるのも

いろんな人の

いろんな協力があってこそ
・・・のことなんじゃ

勝手にイライラして
みんなにあたって悪かった・・・

本当にごめんなさい

今日から私は
優しい人になるけぇ♪

※※一瞬はそう思うのですが
この気持ちは長くは続かんのです。
えへっ♪

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TNR一斉をやるためには

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私たちはいつも
簡単そうに

《TNR一斉》をやっていますが

《開催》するまでは
みんなバタバタです。

TNR一斉の依頼を受けると

まず
獣医師の手配をします。

TNRを主にやっている
獣医さんに頼むのではなく

普通に
診療業務を行っている

開業医さんに頼むわけですから

通院動物や
入院動物の状態もありますし

即答を
もらえるわけではなく

泣いて頼んで朗報を待つ
・・・感じです。

それから
予定頭数に合わせて

薬剤の必要量を割り出して
手配したり

獣医さんたちの

現地までの交通手段や
最終宿の手配など

私と桂代ちゃんだけで
これをやります。

一方

開催地の
ボランティアさんたちは

もっと大変で

手術会場の手配や
獣医さんたちの前乗り宿の手配をして

餌場を回って
餌やりさんを説得します。
(無料じゃないですから)

・・・が

手術代を出さない餌やりも
多いので

自分たちで賄うために
募金活動に勤しみます。

そして前日から

捕獲に入りながら
会場の設営もします。

ザッとこのように
数々の準備をこなし

いよいよ
TNR一斉当日を迎えているのです。

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第7回
神戸TNR一斉

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会場はいつもの
株式会社泰慶・生コン工場

ここだと
神戸市内でありながら

車もたくさん停められますし

猫が入って来た入れ物を
心置きなく洗うことができます。




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地元企業の協力は
本当にありがたいです。


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今回
ちばわんからは

桂代ちゃんではなく
田中さんがお手伝い♪


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麻由子先生
初の出張TNRです。

広島本部TNR一斉と
2週連続になりますが

麻由子先生とは
もう何十年もの付き合いです。

麻由子先生は

広島本部の子たちも
診てくださっていて

ひそかに郷原の相棒です(笑)



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神戸にも
「トリモチ」がついた猫がいました。

毛が薄くなって・・・

一生懸命
舐めて落とそうとしたんでしょうね

トリモチがついた猫を見ると
腹が立ってかないません。

「トラバサミ」も違法なら
「トリモチ」も違法です。

こんなモンを使うヤツも
バンバン逮捕すべきです。




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出産後1ヶ月ぐらいですかね・・・

卵巣水腫です。

母猫の卵巣に腫瘍があって
生まれた子猫は元気なんじゃろうか・・・

子猫が育たない原因は

目に見えない
こんなことも影響しているでしょうね




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停留精巣
簡単に言うと「片キン」です。

お腹の中から取り出しました。

本来
体外で冷やされるべきタマが

暖かいお腹の中にあるわけですから
誰が考えてもマズいよね

オス猫の「片キン」
多いですよ!



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虫歯です。

虫歯も多い・・・

猫も虫歯は痛いの?
って?

痛いに決まってますとも!

悪い歯は全部抜いたので
3日もすれば

快適に
ごはんが食べられるでしょう


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風邪とは違う感じの
目ヤニが出ていたので

よく見てみたら


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上唇に突き刺さるキバが
原因かも・・・

本気で口を閉じると
突き刺さってしまうから

突き刺さらないように
寸前のことで止めて

常に
口を開けていることが

鼻水や
目ヤニの原因なんじゃないか

・・・と
私は想像しました。


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手で合わせたら
ちゃんと閉じるのですが


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上のキバがないから
上唇が中に入ってしまって

(梅干しババアの
シワシワ唇みたいに)


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ど~しても
自然では突き刺さってしまうので


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切歯して
先を丸くしてみました。

歯の形状から
長く生きている子です。

もっともっと長く
快適に生きてほしいと願います。


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足が
腐っている子が来ました。



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いつからなのか
その原因は何なのか

まったくわかりませんが

こ~なっている現状を見ると
断脚するしかない

・・・と判断しました。


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右足のカサブタは
左足の膿がついているだけで

問題は左足だけです。

餌やりさんが

終生の費用を
即金で払ってくださったので



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耳先に
ケンカ傷がある子の場合

本来なら
「両耳カット」をするのですが

うちに来るなら
片耳カットでもO・Kだと

ちょっと横着をしました。



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痛みを
しっかりコントロールしているので

相当な痛みを伴う
断脚手術でも

翌日から
ごはんを食べてくれます。



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ね♪食べとる♪



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ものすごく強い超・野良なので

近づいたら
食べるのをやめました。

ごめん
ごめん・・・



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体の状態も精神状態も

メキメキ
良くなっているので

もう少ししたら
ヨシヨシできる感じです。

オッサン猫は
割と素直なので♪


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神戸TNR一斉から帰ると

動物病院で
断脚してもらった猫が来ていました。

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うちの者が言うには
その子は

2年前に
うちのTNRに参加した猫で

今回

肉球部分を
ひどくケガをしていたので

餌やりさんが

病院へ連れて行き
断脚することになり

断脚したら外では暮らせない
・・・と

うちに終生で来たんだそう


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ところが
断脚した患部が臭い!



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腐敗したニオイがするので
包帯をとってみると

明らかに腐っていました。

このままでは
確実に感染症になるので

その上の関節部位で
断脚することに・・・




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それにしても

断脚周辺の毛も剃ってなく
骨も途中でバキッと切断され

しかも

手の甲の部位しか
落とされていないから

微妙に
残った手が床に着く状態・・・

このずさんな手術を
本当に獣医師がやったのか

・・・と
疑いたくなるような処置でした。




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断脚手術から
何日も経たないうちに

再断脚されるなんて
かわいそ~でなりませんが

それしか
生かす方法はないので・・・




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2年前の耳先カット

写真の角度が悪いので
「への字」に見えますが

実際はそうではなく
とってもキレイで人工的です。

↑ ↑ 自画自賛(笑)

耳先カットは
不妊手術を施したシルシなので

一目見て
人工的だとわからなきゃダメですが

耳を切られる猫のことを
考えると

人工的なおかつ
シャープで美しくなきゃダメです!

たまに町なかで

への字の耳先カットや
丸っこい耳先カットや

小さい耳先カットや
バッサリ切られた耳先カットを見ますが

私的には
『あれは許せん!』です。

私は耳先カットには
命を懸けてますからね♪

・・・話がソレました。


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何度も言いますが
断脚は痛いですから

早速
痛みコントロール!

今日は朝から
ごはんを食べています。


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餌やりさんの

「外では生きていけない」
・・・という判断がなかったら

おそらく今週末には
感染症で死んでいます。

もの言わぬ動物たちは
誰と出会うかによって

命までも
左右されてしまうのです。