from : ねこかます
一緒に暮らす猫となら、ある程度は意思疎通はできるし言いたいこともだいたい解るという事になると思います。
それでも、やはりはっきりと言葉を話せるなら…というのは、末期の猫たちをみて思うところでもあり。
昨年の夏、末期腎不全で倒れたために、面倒を見てた人たちに保護して病院で暴れたにもかかわらず、うちではおとなしくなり、そしてこの目のつよし。
ようやくきたか。よろしくな、世話になるぜ。
なんとなくそう言われてる気がしました。
そしてその通り、大抵の治療には無抵抗。
つよしの看取りの8日後に川辺の駐車場で保護した涼珠。
ずっと、礼を言ってるかんじでした。
言葉というか伝えたい意思みたいなのは、猫だから犬だからこうというのではなく、人間がそれぞれの言葉を持っているようにその猫それぞれだと感じます。
あとはうちの猫たちの事を考え、平常時は「甘えたい」「かまって」「腹減った」「トイレするよ」くらいなものですけど、病気やその先のときですよね。
いまそれを聞いても、それを返す言葉というか意思を持たないのはしょうがない事ではあります。
ただ、自分が知りたいのは、「されて一番嬉しい事」と「されて一番嫌な事」。
いずれくる最期のときには、それに従おうと思ってます。
幸いというべきか、麿白、参瑚、曉璘、翡文に関しては、外で怪我したり衰弱した所を保護してるため、それぞれにその「最も嫌な事」が明確です。
共通するのは、ひとりでおいていかれる事。
もしそうでなければ保護した時点で抵抗して逃げ出すでしょうし、病院などの外出の時に極端に怯えるのはそれゆえだと思います。そして、キャリーを並べてみんなで行くと、意外とみんな怯えないという。
それしかどうしても選択肢がないという以外は入院や預けはさせたくないし、まずはこの住みなれた穏やかな空間にいる事が彼らの一番の望みであると解釈してます。
麿白は脱走してますけど、あれは脱走というか自分から外に出たっていう感じで、そのあとしれっと帰宅してますし。
そのうち、喋ったり直接脳内に語りかけてくれたりするのかなと期待しつつ。
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