from : ボルゾイな生活
ここ数が月、散歩に出かけるカイ君の足取りが遅くなっている
それに、歩きだしてすぐにカイ君の息遣いが荒くなっている
ただの加齢だと思っていた
5日土曜日
夕飯を半分ほど食べソファーに寝るカイ君
夜9時ごろ急に息遣いが荒くなってきた
カイ君疲れたのでしょうか『カイ君、もう寝るか?』と寝室へ連れて行った
カイ父は、風呂に入って寝室へ行くと
カイ君の息遣いは喘息のようにゼーゼーと雑音の混じった早い息をしていた
そのまま寝るのが心配になって、その夜はリビングに下りてカイ君と一緒にリビングで寝た
朝までカイ君の息は整わず、カイ君もカイ父も一睡もしないまま夜が明けた
カイ君の状態は憔悴しきって自力で歩くのが困難なように思えた
6日日曜日、かかりつけの獣医さんは休み
ネットを調べて初めての獣医に駆けこんだ
レントゲンの所見では異常はない
気管支にも問題ない
捻転もなく今のところ原因はわからない
気管支拡張と抗生剤の注射をして少し収まった
信頼できる獣医さんだった
この後どうするか相談して、明日からかかりつけ獣医さんと相談することで帰ってきた
カイ君は水だけ飲んでソファーに戻った
食欲はない
その夜はユリ母とソファーで寝た
夜半から状態が悪化
ソファーの上で横になっていると息苦しくて頭を上げる
ユリ母がその頭を手で支えて夜を過ごした
朝になってカイ父が起きてリビングに行くと、昨日の態勢のまま荒い息をしている
カイ父が抱き上げて寝返りをさせたら、少し楽になったのかスヤスヤと眠りについたカイ君だった
突然起き上がって自力で水を飲みに行って、カイ父ユリ母は一安心した
かかりつけの獣医さんは、今日も休みだった
昨日の獣医さんに向かった
医院の外で2日ぶりのウンチをして、ものすごく濃いオシッコをした
血液検査の結果は異状なし
C反応性蛋白(CRP)の値が14mgでグレード3、4段階の3番目の異常値だった
特定できないけど、炎症や病変があると上昇する値で、正常値は0~0.9mg
何かしらの異常はあるが特定はできていない
エコー検査のため半日入院してその他の検査をした
結果は、拡張型心筋症の疑い、左心室肥大
年齢的に根本的な治療、手術などは望まず
心機能を補う投薬治療から始めることにした
夕方迎えに行ったカイ君は、診察室から自力で歩いて戻ってきた
少し弱気になっていたカイ父ユリ母は、ここでやっと一息ついて胸をなでおろした
まだまだ予断は許されないけど
投薬治療がカイ君に合えば、この後のんびりと暮らせるようになる
2日ぶりの少量の食事をユリ母の手から食べた
年齢的に最悪のことまで考えたけど
何とか乗り切ったようです
11歳11か月、いつまでも若いわけじゃないから
体力回復に努めます
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