2020年4月25日土曜日

カイ家流犬の飼い方育て方(再掲)

カイ家流犬の飼い方育て方(再掲)
from : ボルゾイな生活

ちょつと想いがあって、過去記事の再掲載です
2年前、
カイ君を亡くす20日前にこんな事書いてた
気が付かないうちに、カイ父の中に予感があったのか

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

犬の寿命は短い
大型犬の寿命は10年からどんなに長くても15年程度である

カイ家はたくさんの犬と暮らしてきた
紆余曲折して、やっとたどり着いた犬育ての考えがある

仔犬を飼い始めたころは、まるで乳幼児と同じで、我が子と一緒で行動すべてに目が離せず、ハラハラドキドキして接している
1歳過ぎるころにはもう一人前の大きさになっているが、まだ心は子供なのでいたずらは尽きないものだ
そのころは人間換算でも、せいぜい中学生から高校生程度の年齢である

3歳にもなれば犬の性格も固定されつつあり、育てたような性格に育つものである
飼い主の年齢層にもよるが、子供だと思っていたものがいつの間にやら犬と同年代同士の付き合いになっている
そして高齢犬になれば介護の問題も生じるし、いよいよ別れの覚悟も必要になる
一番大事なことは、いつまでも飼い犬を自分の子供のように思っていることは間違いだということ、高齢犬は自分の子供ではなくて自分の親と思わなくてはならないと感じるカイ父なのです

子供が先立つことはこの上もない悲しみだ
しかし、寿命で亡くなる犬はすでに飼い主の年齢を超えた存在で、その時点では飼い主の親世代と考えなければいけないのです
犬を看取り見送るのは飼い主としてのあたりまえの責任
いや、犬を飼うということは犬の最後をしっかり見届けるということなのだ
犬より先に飼い主が亡くなることは、犬にとっては最大の悲しみだということを理解しなくてはならないのだ

CIMG5631



☆★☆★☆★☆★

犬をしつけるとは?


初めて犬を飼ったのはハスキーだった
厳しくしつけて、叱ること8割褒めること2割
今思えば叱ってばかりいたような気がする

厳しいしつけが功を奏して、『スワレ』のコマンド一つでカイ父の顔色を窺うように間髪入れずにその場に座る犬だった
そんなしつけがカッコイイと悦に入っていたものだった

そんな犬育ても、多くの犬と接しているうちに変わってきた
マラミュートはハスキーに比べると二回りは大きくて、動作もゆったりしている
そんなことも少しは影響したのかもしれないが、カイ父の意識の中には『犬は自分の所有物じゃないんだ』『大切な命を天から預かっているのだ』という思いが大きくなった
このころから犬をほとんど叱らなくなった

『スワレ』のコマンドに、コンマ何秒速く反応しなくてもいいじゃないか
『オイデ』と呼んだ時、少しぐらい道草しながら戻ってきてもいいじゃないか
『マテ』といったら待つんだし
『お手』なんか、しつけじゃなく芸なのだから

ちなみに『スワレ』『お手』は教えてないのでできません(笑)


堤防の上でカイ父がカイ君を待っている動画で、カイ父の呼び戻しに反応が鈍いとのコメントがあった
カイ父は『オイデ』といって素早く戻ることよりも、確実に戻ってきてくれたらいいと思っているのだから
2015年7月




☆★☆★☆★☆★

カイ父の犬育ての意識


陸ぼんの犬育てをずっとブログにアップしてきたから、カイ父の犬育てはわかる人もいるだろう
カイ君も陸ぼんも途中から来たユリさんも、カイ父が本気で叱ったことはほとんどない
犬を育てるうえで、叱ることが一番難しいと思っているからだ

CIMG5630

カイ父の犬の育て方は、人間の場合に当てはめれば
【次男を育てるように放任する】ことである
これは決して自由気ままに野放図に育てるのではない

人間の場合、長男(男女たがわず長子の場合ということで)を育てるときには、両親は初めてのことなので試行錯誤しながらあれやこれやと口出し手出しして必死で育てる
次男が生まれると、長男の経験があるので少し余裕が出来て、次男に対してはあれやこれやということも少なくなる
長男は、幼児から幼稚園小学校と進む過程で両親から心配されて、『それはダメ』とか『こうしなさい』とかいろいろ指導されて育っていく
次男はといえば、長男の叱られている様子を見て、何をしたら叱られるのかを自ら考える
そして、教えもしないのに器用にふるまって如才なく育っていくものである
『勉強しろ』といわれなくても、意外に勉強するようになるものです(笑)

そんな子育てをイメージして、カイ家の犬育ては
【次男を育てるように放任する】のである
それは、何も教えないのではなくて、次男のように自ら悟らせるように仕向けるのだ

前にブログ『こらっ、スリッパ!!』でも書いたが、人間との生活でやってほしくないことには、犬を直接叱らないでいたずらしたスリッパや家具やソファーを叱るのです

全く叱らないのではなくて、命にかかわること他人や他犬に危害を及ぼす場合には、オシッコをちびって震えるぐらい本気で叱ります

一番よくないのは、ちょっとしたことでも叱ってばかりいて
犬にとっては叱られていると感じないで、何度も同じことを繰り返すことです

叱らないで育てても、そんなに思うように育たないのが犬です
ではどうしたら叱らないでいいのか

ここからが一番大事なところ
カイ家の奥義です

それは

犬が叱られるようなことをする前に、飼い主が事前にその兆候を察知して回避すること

前方からガウガウ犬が来たら、自分の犬が吠えかかる前に察知してなだめること
静かにやり過ごすことが出来たら、褒めることが出来る
猫ダッシュする犬なら、犬が猫を見つける前に飼い主が先に見つけて犬に『ニャンコがいるよ』と教えてあげるのも効果がある
ダッシュしなかったら褒めればいいのだから

CIMG5629



叱らないでヨシヨシしてね・・・ポチっと
にほんブログ村 犬ブログ ボルゾイへ
にほんブログ村

にほんブログ村 犬ブログ ボルゾイへ
にほんブログ村