from : pet salon Mignon DIARY
先週の月曜日。
だいぶ動き回るようになってきた子うさぎと、動けないけれど目で人に指図してくるまたわりちゃんを伴って出勤した。
診察の予約は入っているけれど、オペがないので昼休みにうさぎの引き取りに行くつもりだった。
ところが。
診察にきた子が子宮蓄膿症であった。
これって・・・。
今日開けたほうが良いですよね。
話し合っていると飼い主さんが、手術っていくらかかるんですか？と費用を気にしている。
入院もするから検査も入れて全部で10万近くなるかもしれません、と聞いて真っ青になった。
コロナの影響で仕事がキャンセルになって厳しいんです。
でも子宮蓄膿症は放っておくと死にますよ。
わかりました・・お願いします、と言われたので、次の予約の人たちの診察や検査の合間に手術の準備に入った。
とりあえず器具を滅菌しておけば、あとはなんとかなるか。
最近はきちんと予防する飼い主さんが増えているので、フィラリアや子宮蓄膿症なんてセンター収容の子でたまにいる程度、と認識していたのがまだまだ根絶されていないようだ。
オートクレーブに使いそうなものを全て放り込んでから、診察の子たちがスムーズに終わって帰れるように急いだ。
子宮蓄膿症のオペが終わってから、急いでうさぎたちを迎えに行った。
前回引き取ってから交渉に３週間かかってしまったけれど、うさぎを減らすことは家族が説得してくれた。
そして前回の捕獲の時に堅いところに勢いよくぶつけたスネにヒビでも入ったのか、痛みが取れず歩くのが辛かったのがだいぶよくなってきた。
ひとまずは預かりさんが確保できている５頭だけメスを引き取ることにした。
雌雄判定のために一度全員捕まえているので、凄まじい勢いで逃げ回る。
でももう脚が痛くないので追い込んで捕まえる。
さすがに選ぶ余裕はなかったけれど、雌の部屋でどんどん捕まえたので、帰る前に念のために確認したら全て女子だった。
帰ってからクリニックの犬舎をうさぎモードにして、お世話をしていたら多頭崩壊ペルNo.66が診察にきた。
舌がさらに腫れあがっているけれど本人はとにかくお腹が空いているようで、もっと積極的に給餌をするように預かりさんに話した。
飢餓との闘いだ。
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いままでは備考欄へ「ミグノン寄付分」と書いていただいていましたが、今度からこちらよりお願いします。
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