2018年6月8日金曜日

栃木拠点・6月8日

栃木拠点・6月8日
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

フジテレビの
関東ローカル番組

ザ・ノンフィクションに出てから
質問メールが多くなり

パソコンが苦手な私としては
1通1通に返信することは

とてもとても
できそうにないので

この場を借りて・・・

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


まず
ご理解いただきたいこと

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動物の命に係わる問題は
メールではお答えできません。

そもそも

命に係わることを
メールでやり取りするのは間違いだ!

・・・と私は思いますしね

それらは
すべてお電話で

082-812-3745(広島)
028-774-5039(栃木)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


・・・で

同業の方からや

これから団体を立ち上げようと
考えている人からの質問で

一番多いのが

「保護活動を行う上での

資金不足と人手不足の解消法を
教えてください」

これはもうね正直な話

経済学者とかに聞いてもらわないと
そんな小難しいことを

元・不良少女の私に
聞かれてもねぇ・・・

そもそも
私はお金の管理もできないし

人の名前も覚えられん
スットコドッコイですからね!

それに

運営の仕方は
人それぞれだと思いますしね

・・・ただ

私のやり方
・・・と言うか私の信条は

誰彼なく

支援やお手伝いをしてもらおうとは
思っていないということ

これだけは
最初からずっと変わらず・・・です。

世間ではよく

《来るもの拒まず去るもの追わず》
・・・と言いますが

私の場合は間違いなく

《来るもの選び去るもの追わず》
・・・です。

《去るもの追わず》は

なんにしても
切り替えは早い方なので

去っていく人のことを
追うほど

気持ちがモタないと言うか
すぐに忘れて次に向かうので

必然的に
去るもの追わず・・・になります。

《来るもの選び》

選びますねぇ・・・私は・・・
とことん選びます。

昔から私は

財産は人材だ!
・・・と思っているので

目先のことにとらわれず

のちに財産になってくれる人を
待つのです。

たとえ
支援者の人数が少なくても

私の活動方針
私の行動・考え

すべてを理解し
賛同してくださる方だけに

支援していただけたらじゅうぶんだ
思っていますし

従業員にしても
活動メンバーにしても

それは同じこと

活動を
お手伝いしてくれる人が少なくても

私の活動方針
私の行動・考え

すべてを理解し賛同してくれて

みずから身を粉にして
動物のために動きたいと

心から
そう思ってくれる人にだけ

手伝ってほしいと思っています。

その形が
今の犬猫みなしご救援隊です。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



代表者の私が
こんなことを言うと

「寄付で成り立っている団体のくせに
生意気だ!」

「支援者に頭を下げて
当たり前だ!」

「言うことを聞かないと
支援しないぞ!」

・・・とか
さんざん言われます。

私も
さんざん言われてきました。

それは私に言わせれば
《島国ニッポンの考え方》で

先進的な寄付文化を持つ
欧米社会での考え方からいくと

どうやら
私の考えがピッタリなようで

犬猫みなしご救援隊は
欧米系かな・・・


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



前線で活動したいけど

家庭・仕事・身体等の諸事情で
それはできない

・・・けれど《動物を助けたい!》

・・・という人たちから
支援していただき

前線で活動したくてたまらん私が
前線に出て行って命を助け

私が前線で助けた命を
うちの者たちが

保護育成施設の中で
誠心誠意お世話をしていく・・・

犬猫みなしご救援隊の
代表者は私ですけど

それは形式上のことであって

犬猫みなしご救援隊の
実質オーナーは

うちの支援者さんであり

実際に私と一緒に活動している
うちの者たちだということ

好きなことをやって暮らしていきたい
私にとっては

好きなことに専念できるから
とってもラクチン♪

・・・なので

犬猫みなしご救援隊は
今までどおり

このスタイルで行きます!

まぁなんだかんだ言って
結局のとこは

《類が類を呼ぶ》のですよ

私の周りはみんな
私の《類》似たり寄ったり(笑)

支援者のあなたも含め・・・ね♪


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犬猫みなしご救援隊
栃木拠点に朝が来た♪

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中谷2等兵
失敗ばかりの人生ですが

同じ間違いは致しません。



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朝4時半
乳飲み子5匹の授乳の前に

UPAをつなぎました!!



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UPAは

うちで
チモシー生活を送っているので

食べ物がなくなる
冬期とかの

季節性の飢饉(ききん)を知りません。

・・・なので

生粋の野生の鹿とは
少しは違うと思いますが

乾燥牧草のチモシーより
青草が好きなところなんか

野生種だなぁ・・・と思います。

ちなみに

同じくうちで
チモシー生活を送っている

家畜種の山羊たちは
チモシーが大好きで

青草は
ほんの少ししか食べません。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


UPAと暮らして
知ったことはたくさんあります。



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UPAは
雑木林に生えている下草は

ほぼ食べません。

「鹿はクズを食べる」
・・・と言う人がいますが

近隣の山に住む鹿も
クズを食べませんが

UPAもほぼ食べません。

そりゃ~そ~ですよね
クズを好んで食べていたら

反芻動物は
鼓張症になりますもんね・・・

DNAに組み込まれているのか

野生動物の
危険を回避する能力は

犬や猫とは比べものにならないぐらい
タケています。




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木の葉は少し食べますが

林の中で好んで食べるものは
落ちた枯葉ぐらいです。



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UPAが好んで食べるのは
イネ科の草です。



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家畜種の山羊は

土壌に含まれるシュウ酸等の
体に悪い成分を嫌うため

ここまで短い草は食べませんが
UPAは普通に食べます。

・・・だから

うちの近所の山の鹿も
わざわざ道端に出て来るのです。

道端に出ると
交通事故にも遭うし

畑に出ると

「野菜を食べる!」
・・・と害獣扱いされます。

鹿を守るには
ちゃんと山を整備して

山の中でも
鹿の好物が育つ環境を作るべきですね



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あ!そうそう!

鹿が畑に出ると

「野菜を食べる!」
・・・と騒いで

害獣扱いされたりしていますが

私に言わせると
『何を根拠に害獣?』

鹿と
一緒に暮らしてもいないのに

鹿の何がわかるん?

鹿が
野菜や果物を食べてくれたら

負傷鹿を保護する私は
どれだけラクかです!

鹿は野菜を好みません。
果物も好みません。

これまで私が保護した
負傷鹿は全頭

野菜も果物もチモシーも
食べてくれませんでしたよ・・・

仕方なく私たちは毎日

青草をとって
負傷鹿に与えていたのですから・・・

それは
UPAも同じこと

UPAは今でも

化学肥料や農薬を使っている
野菜や果物だと

とってもイヤがって
まず食べてくれません。

「鹿が畑の野菜を食べる」
・・・って??

食べません!
食べません!

化学肥料が入っていたら
食べません。

農薬をまいていたら
食べません!

鹿が好んで食べる果物は
柿とバナナだけです。

柿は日本にも
栽培農家がありますが

バナナを栽培している農家は

日本に
何件ありますか??

・・・なのに害獣!

畑の近くにいるだけで
害獣!

この定義からいくと

なんでも食べてしまう私は
間違いなく害獣

私が畑の近くにいたら

猟友会のジイサンに
その場で射殺されるね

気をつけなきゃ!!



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朝早くても
起きて出迎えてくれる放浪犬たち

栃木拠点のフィールド内で
放浪している犬は

野犬出身の子が多いから

うちの者以外には
ぜんぜん馴れません。

・・・が

立派に
栃木拠点を守ってくれています。




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放浪犬たちは

変な侵入者から
栃木拠点を守るだけでなく

雑草からも
フィールド内を守ってくれてます。



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犬たちがあまり歩かない
物干し場のあたりには

草が生えています。



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猫舎の近くもほら・・・


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物干し台の下なんて
草ボウボウです。



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放浪犬立ち入り禁止の
バックヤードは

ほらこの通り・・・




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1日中
ボ~ッとしているようで

ちゃんと働いているのです。

『やる~~ッ♪』

犬を
庭に放して遊ばせると

防犯上もええですけど
草も生えなくなりますよ!

逃げないように庭を囲ってから
ぜひお試しあれ~♪


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栃木拠点は

福島原発被災動物救援活動を
行うために

《仮の》保護施設として
建設したものなので

人間が使う水場なんて
7年目にして

ようやく
天井ができた!!(笑)



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周囲に牛舎が
たくさんあるので

たい肥のニオイもしますが

吸血するサシバエも含め
とにかくハエが多いです。

・・・が

当然のことながら
殺虫剤等は使えないから

ハエ取り紙をぶら下げたり

こうして
パソコンをするときなんか私は

ハエたたきを持って

サシバエから
刺されるのを防止しています。




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ドアは3年前に

ビニールからアルミサッシに
昇格しましたが

壁は今でも
ビニールです。


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しかも

破けてる箇所を
テーピングしたりして(笑)


それでも
うちの者たちは

こんなことに
お金をかけるぐらいなら

犬や猫の生活空間に
お金をかけてほしいと言います。