from : ボルゾイな生活
ボルゾイに何にも関係のないタバコの話
先日の記事『禁煙はやめて非喫煙者になろう』を書いて
カイ父が喫煙していた高校生のころを思い出した
カイ父の場合は16歳から喫煙を始めました
今思えば当時の同級生も半数以上喫煙していたと思います
当時の成人男性の喫煙率は80%を超えていて、大人はタバコを吸うものと思っていました
皆が吸っているから罪悪感もなく、喫煙者の先生から喫煙を注意されることにおかしささえ覚えたものです
現在の成人男子の喫煙率は30%を切っているそうです、JTも大変ですね
喫煙者のアンケートでは、喫煙開始年齢は20歳までが9割を占めるそうです
そうですよね、20歳過ぎた成人ならタバコがどれだけ体に悪いものか理解できます、ただ煙になって燃やしてしまうものをお金を出して買っているのだから
そんなものを、成人した分別のある大人が吸い始めるわけがありません
未成年のまだ分別のつかない中学生や高校生だからこそ、吸い始めるのです
初めて吸った時は、ただ煙いだけで美味しくもないし、頭はクラクラした
それを美味そうに吸うことを『カッコイイ』と思ってたわけで
今思えば高校生だったカイ父はバカでしたね
あの時から30年間、どれだけのお金を無駄に燃やして体を痛めつけていたかと思うと、後悔しきりです
喫煙の影響がなくなって非喫煙者と健康リスクが全く同じになるのは、タバコをやめて20年かかるそうです
タバコが健康に呼吸器疾患に影響する度合いを測る『喫煙指数』があります
たとえば、1日に40本、20年間喫煙している場合は40×20=800で、喫煙指数は800。この指数が700を超えると、咽頭ガンや肺ガンの危険性も高くなるといわれています。
カイ父の場合は喫煙期間は30年で一日平均20本なので、喫煙指数は600になります
カイ父はタバコをやめて15年ほど経過しています
今では考えられないでしょうが、30年以上も前は分煙など全くなかった
父親が入院していた大きな病院の6人部屋の病室でも、灰皿を置いて喫煙していた
ショッピングモール内でも、咥えタバコで歩いていたものです
90年代から喫煙者に厳しくなりだしました
今から15年ほど前、何故カイ父がタバコを止めたかと言えば
公共施設の分煙が始まって、ショッピングモール等ではフロアの一か所に喫煙箇所が設けられて、タバコの煙を吸い込むテーブルが設置されました
喫煙者はそこに集まってタバコを吸うのです
それが『カッコ悪い』と感じたからです
決して体に悪いと思ったのではありません
高校生の時に『カッコイイ』と思って吸い始めたタバコが、『カッコ悪い』ことだと思ってしまったからなのです
タバコは体に悪いから禁煙しようと思っている人!
その考えでは絶対に禁煙は失敗します
カイ父も過去に幾度となく禁煙をチャレンジしてきました
一週間で終わったり、たった一日だったり、長い時には3か月続いたこともありました
何故3カ月も続いた禁煙が終わったかと言うと
その時は
『これで禁煙する自信がついた、もういつでも禁煙できるから』
と安心してタバコを吸いました(笑)
禁煙とはタバコを我慢することであります
タバコを止めるには禁煙ではなく、非喫煙者になりましょう

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