2018年6月8日金曜日

自分の糞を食べる

自分の糞を食べる
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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数日前、門の前にキジの羽が散らばっていた。

死体はなかったが、何かにやられたらしい。

そして昨日、遅い時間に散歩して帰宅すると、うちの小麦ちゃん(茶白♂16歳)に似た猫がうちの前を歩いていた。

時々見かける子で、かなり広い縄張りを持っている。

犬たちはすごい勢いで吠えて追い払っていたが、あの子にやられたのではないかと思う。

犬や猫、猛禽類はもとより人間など、天敵が多くてキジの大変だ。

今日は風があったので少し涼しく感じ、体も楽だった。

食欲不振のキキさん(サビネコ♀22歳)もドライフードを食べてくれた。

エアコンの設定温度を上げて、シーリングファンを暑い時間帯だけ回すようにしたら、キキさんの咳が止んだ。

ちょっと寒かったのかもしれない。

と言っても室温は30度なので、はっちゃんやわたしはちょっと暑い。

IMG_20180608_142417


ファンの真下で寝るはっちゃん。

暑いと水をたくさん飲むので、すぐに水入れが空になる。

小麦ちゃんが悲しい声で鳴いていると思ったら、水がなかった。

キキさんは抗議するような鳴き方なので、ネコそれぞれだ。

ネットの画像で、ケージの中に吊り下げ式の水入れを付けているのを見るが、あれだとたっぷり飲めないので、深めのお皿に入れてあげよう。

さて、犬育てに関することで意外に多いお悩みのひとつに「食糞」がある。

自分の糞を食べる、他の犬の糞を食べる、ネコや他の動物の糞を食べる、などのバリエーションがある。

わたしも最初はやめてもらったほうがいいのではないかと思っていた。

だが、いろんな犬と暮らして観察したりしているうちに、これは犬の修正による部分がかなり大きいのではないかと思うようになった。

というのは、かなりの犬が糞を食べるからだ。

保護犬も含め、食べなかったのは、先代犬のぺぺさんぐらいだ。

ルルさん(ヨーキー♀2017年没)は、狭いケージに1年半もの間閉じ込められていたため、自分の糞を食べる習慣がついていた。

ケージ暮らしの犬によく見られる習慣で、退屈やストレス、きれい好きななどが原因ではないかと言われている。

最初の頃は「やめようね」と言っていたので、そうするとやめていたが、見ていないと食べていた。

執着もしていなかったので、好きに食べてもらう方針にしたら、たまに食べるぐらいになった。

マルちゃん(大型犬MIX♂10歳)は、はっちゃん(秋田MIX♂6歳)が庭にした糞を食べる。

自分のは食べない。

はっちゃんは犬の糞は食べず、ネコ糞とクジャク糞が好きだ。

だが今朝は、新鮮そうなクジャク糞を見つけて、匂ってみたけど食べなかった。

見つけ次第狂ったように食べる場合はストレス行動だが、よく吟味して食べている場合は美味しいから食べているのだと思う。

自分の糞の場合は習慣化しているケースが多いように思う。

いずれにしても、食べたからといってどうということもないので、知らん顔しているに限る。

やめさせようとすると、ますます執着するようになるが、逆に放っておいて見ないふりしていると、適切な範囲に落ち着く。

もちろん、ストレスマネジメントが大前提ではあるが。

ものすごく大量に食べそうなとき、「そろそろやめとかない?」と提案するが、そもそもそんな場所に行かないようにすればいいことだ。

寄生虫などが心配という方もいるが、ノミダニ・フィラリア駆除薬に腸管の寄生虫を駆除する成分が入っているものがあるので、そういうものを使おう。

うちもそうしているし、検査で陽性反応が出たことはない。

自分のもふくめ、糞を食べることに関しては、人間が過剰反応しないことが一番だ。

「犬は糞を食べるもの」と考えよう。

糞を食べる動物はいくらでもいるので、そう珍しいことではない。

そんなところも含めてかわいいのが犬だと思う。

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