from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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よかったら見てみてください。
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朝から天気がよかったので、キキさん(サビネコ♀21歳)が庭散歩を楽しんでいた。
小さな花壇を囲った石にスリスリしてるなぁとほほえましく見ていたら、花壇に入っておくつろぎに。
やっと本葉が出たばかりのコリアンダーを踏み潰していた。
コリアンダーは復活するし、しなくてもまた撒けばいいが、キキさんが楽しく過ごせる時間はそれほど長くない。
もう、どんどんやって、という心境だ。
ネットで検索すると、朝起きたら21歳の猫が布団の中で丸くなって死んでたなどという記事が出てきたりするので、息をしてるかどうか気になってしまう。
だがここは寒くないので、腰の痛みが軽いらしく、少しよたつきながらも散歩を楽しみ、腰の辺りによく浮いていたフケが激減した。
寒さが厳しいとフケが浮くので、痛みによるストレスが原因だと思う。
キキさん、最近は咳をしていることがあるのでちょっと気になるが、天気がいいと調子がよさそうだ。
自分自身も天候の影響をかなり受けるので、そういうものとして受け入れるようにしている。
ちなみに、暑さ寒さや湿度、気温や気圧の変化もストレッサー(=ストレスの原因)である。
このように、自分の力ではどうしようもないストレッサーもあるので、対処できるものを減らしていこう。
ところで、犬は家族とか、友達などと言われている。
わたし自身もそう思っている。
だが、そう言われている割に、犬は家族扱いもされていないし、信頼もされていないように見える。
引っ越しで捨てられるなどというのは論外にしても、犬だけ狭いところに閉じ込められるとか、外につながれるとか、室内を自由に移動できないとか、命令ばかりされるとか。
そこには、自由にさせていたら犬は何をするかわからない、という不信感があるように思える。
犬を信用も信頼もするなという人もいる。
だったらなぜ犬と暮らすのだろう。
わたしなら、信用も信頼もできない相手と暮らすのはまっぴらごめんだ。
ひとりのほうがよほどいい。
わたしは、犬猫は信用も信頼もできると思っているので一緒に暮らしているし、わたしの大事な家族だ。
人間はわたしひとりだが、ひとり暮らしかと聞かれると、「違います、犬と猫と暮らしてます」、と答える。
それが実感だからである。
犬猫を信頼できて、彼らが快適なようにお世話係として最大限配慮できて、それが幸せと感じられると思う人は一緒に暮らせばいいし、無理な人や、彼らに癒してもらおうなどと考えている人は最初からやめておいたほうがいい。
まずは人間側が癒してあげて、その結果癒されることもあるかもしれないぐらいに思っておいたほうがいいだろう。
実際、いわゆる「問題行動」に悩んで、ストレスにしかならない人もいるのだ。
また、子どもの情操教育になるからというのも、ありがちだが大間違いの元である。
親自身が、動物の気持ちを思いやって、慈しんで育てている姿を見て、子どもは思いやりの気持ちなどを学習する。
親が動物を教育の道具、手段としてしか見ていなかったら、子どもは動物を目的のための手段にしていいものと学習する。
これは、子どもがいる家族のカウンセリングをしていて、つくづく思うことである。
犬猫はなにかの道具ではなく、自分の意思や感情を持った、ひとつの人格である。
安易に迎える前に、この重みをよく考えてみよう。
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