2019年10月6日日曜日

他犬とうまく付き合う

他犬とうまく付き合う
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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引っ越しに備えて本や写真を整理していたら、子供のころの写真が出てきた。

先日、3~4歳のころから休日の朝食は自分で作っていたとブログで書いたが、それ以前からキッチンに立っていたことが判明した。

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裏に日付が書いてあって、それを見ると2歳8か月であることがわかる。

わたし専用台の上に立って洗い物をしているシーンだが、すでにキッチン大好きだったらしい。

ちなみに、他人のために作るのはとくに興味がなく、自分で食べるのが好きなだけである。

さて、今朝はマルちゃん(大型犬MIX♂11歳)、お友達の柴姉妹の妹の方と会った。

この子は子犬のころは吠えたり噛みついてきたりしたので、マルちゃんちょっと迷惑そうにしていた。

だが何度も会って距離を取りながら一緒に散歩しているうちに、いきなり吠えてくることはなくなった。

まだマルちゃんがそばに近づくとのしかかってくるが、それも少しずつ改善してきている。

そして今朝はそっとペロッと舐めてくれた。

ただそのあとに、舐めついでにガジっとしたり、マルちゃんの背中に前足かけたりなどしてしまった。

マルちゃんは怒らずにそっとよけていたので、前よりこの子に寛大になってきた。

もっと以前なら、けっこう無礼な行いをされても相手が女の子ならじっと我慢していた。

だが高齢になった今は嫌がることが増えたと感じる。

嫌なことを嫌と言えるのはいいことだ。

この若柴ちゃんのように、相手に吠えかかったり飛びついてきたりするのは、他の犬との交流の仕方が身についていないからである。

そういう場合、よく社会化された犬語上手の穏やかで寛大な犬と一緒に過ごすのが、最も早くマナーを身に着ける方法だ。

いわゆる野良犬たちはこの方式なので、保護してみると犬付き合いのうまさに驚く。

うちでは山奥でたくさんの犬と暮らしていたコンちゃんがそうだった。

そういう犬がそばにいたらいいが多くの場合いない。

それに、飛びついてくる犬を任せてしまうと、その犬にストレスがかかってしまう。

人間は、子犬ばかりを集めた犬の保育園で子犬に社会性を身に着けさせようなどと考えるが、人間の保育園でも大人の保育士が必ずいる。

子どもばかりだったらどんなことになるかはすぐに想像がつくだろう。

大人がいるということが大事なのだ。

若柴ちゃんは、たまに少しの間マルちゃんと交流することで、ほんの少しずつよその犬との付き合い方を学習していっている。

会った時には5~10メートルぐらい離れた状態で一緒に散歩する。

距離はお互いにリラックスできてボディランゲージも見える範囲で調整する。

吠えたり飛びついたりせずに、完全に落ち着いていられる距離が必要で、もし少しでも相手が見えたら突進しようとするのであれば、一緒の散歩にはまだ早すぎるということだ。

近所に犬語上手の落ち着いた犬がいない場合は、他の犬が見えたらすれ違わないように回避しよう。

反応せずにすれ違いができるというのは上級者レベルだ。

自分の犬は大丈夫でも、相手の犬がガウガウになる場合は、相手の犬によくない経験をさせてしまうことになるので、やはり回避するのが正解だ。

もし自分の犬が、ガウガウな相手犬をカーミングシグナルで静められる場合には、相手の様子によっては交流できるかもしれない。

だがその際には自分の犬にストレスがかかりすぎないように、人間が介入する必要がある。

なかなかに大変なことなので、犬語上手になるまでは他犬とすれ違ったり接近したりすることは避けよう(=回避する)。

他の犬と接しないのに犬語が上手になるはずがないと思うかもしれないが、実際は回避したほうが上手になる。

他の犬のそばに行く→飛びついたり吠えたり追いかけたりするという行動は、繰り返すことでどんどん定着していく。

なので、他の犬のそばに行かないことで、この回路をなくす。

この行動は興奮ともセットになっているので、他の犬=興奮という関連付けもなくなる。

それが重要で、興奮しなければ犬本来のボディランゲージが出せるようになる。

回避を続けていたら他の犬への過剰反応がなくなり、カーミングシグナルが出せるようになったという話をよく聞く。

歴代のうちの保護犬たちもそうだ。

一般的に、そばに寄って親しげにするのが犬同士の交流の仕方だと思われているようだが、犬同士は遠くからシグナルを出しあって挨拶している。

そしてそれが犬にとって大事なことなのだ。

気が合った犬がいれば仲良くすることもあるだろうが、そうでない相手の方が多い。

人間でいえば、「どうも」と言って別れる感じだ。

いちいちがん飛ばしたと突っかかっているとリラックスできなくなるが、いちいちすべての相手と仲良くすることもない。

過剰反応せずにシグナルを出してスルーできればいいのだ。

なので、「他犬と仲良くさせよう」ではなく、「他犬を見たら回避しよう」と思っていただきたい。

するとスルースキルが身に付くし、場合によっては仲良しもできるかもしれない。

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