2018年9月3日月曜日

広島本部・9月3日

広島本部・9月3日
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

大型台風が
日本に向かって来るとのこと

明日の午後から

北陸を通って
秋田市を目指して北上する私たち

それは
あまりにも無謀かと・・・

今夜出発できるように
予定を切り詰めているところです。


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犬猫みなしご救援隊
広島本部に朝が来た♪



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玄関を出ると

比較的大きな犬たちの
【朝の運動タイム】でした。

運動って(笑)中高年が多いので

ほとんど
動きがスローですけど(笑)



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福島原発の被災犬
広島土砂災害の被災犬
西日本豪雨の被災犬

自分たちが持っている悲しみを
分かち合って

みんな
《今を精一杯生きています》




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こちらは
比較的小柄な中型犬たち

朝ごはんを食べ
1時間レストに入っています。

もともとは

大型犬の胃捻転を防止するための
措置でしたが

今ではこうして
すべての犬に対し

ごはんを食べてから
1時間は必ず休憩させます。


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4F親子部屋のケージにいた
子猫に続き

3F子猫部屋のケージにいた
子猫たちのうち

不妊手術を終えた40匹ほどが
自由になりました。

~~~その初日~~~


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これから広いところで
バンバン運動して筋肉をつけ

元気な
おとなになることが目標です♪



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隣りが食べるならボクも食べる!

大家族の我が家では
そ~いった相乗効果もあります。


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ベランダにはカラスたちがいます。



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今年生まれの
子猫たちが見ているのは

今年生まれの
子ガラスのともちゃんです。

ともちゃんは
子猫に見られているもんだから

いつも以上に張り切って
上・下・水浴びをします(笑)

そのたびに子猫が興奮
するとさらに

ともちゃん
手持ち芸を披露するという図式(笑)


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そうそう

子猫40匹の不妊手術と
同時に

タヌキの五郎も去勢手術をしました。


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まだ歯もちゃんと生えてない
ちびタヌキですが

野生種の不妊(特にオス)は
早い方がええので



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あら・・・
左後肢がおかしい!



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おかしい・・・


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うちの者が言うには

ちっちゃい時から
クネクネ甘える子だと思っていたそう

うちにいて事故に遭うハズもないし
おそらく先天性・・・

・・・だから逆に
とっても上手に歩く・・・



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よく様子を見ていたら
追いかけごっこもするし

この子にとっては
これが普通



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おもちゃ遊びも大好きで


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おもちゃを蹴って
しとめることだってできます

じゃから問題ないね♪


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~~~2日目~~~

子猫たち
自由な生活にずいぶん馴れたようで

ごはんを置いた瞬間に
出て来る子が増えました。


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さすが子猫
順応性が高い♪♪

・・・ならば早めに

子ダヌキの五郎に
仲間に入る練習をさせよう!



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写真中央のケージが
五郎

「出てみようかな」


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「見たことない生き物がおる!」

子猫が
五郎のケージの前に来ました。

「ヤバいヤバい!怖いよ~~ッ」
・・・by  五郎



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3匹4匹ならええですけど
ここまで子猫がいると

さすがの子ダヌキもgive
五郎ちゃん出られません・・・




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五郎ちゃん
あきらめて寝てしまいました。

「オレ夜行性じゃし今は寝て
みんなが寝静まった夜中に出るよ」

あ~~~あ
五郎ちゃん残念・・・

猫も同じ夜行性じゃし(笑)


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支援物資の中に


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中谷さんが生まれた年の切手
・・・ってのが入っていて

昭和41年じゃん(笑)
私は昭和37年なのに(笑)

まぁそれならそれでもかまわんし
このまま黙っておこう♪♪

・・・笑いながら言ったら

「どれどれ」
・・・と見に来たうちの者が

「よく見てください!

中谷さんが生まれた年の
切手は

ちゃんと
1962年(昭和37年)になってますよ!」




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ホンマじゃ!!
年がバレとるし・・・チッ!

あ!でもこの絵
なんか猫みたいな寅の絵じゃん

そ~か
それで私は猫の保護しとるんじゃ・・・

↑ ↑ 意味わからん(笑)

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私たちの活動は

楽しいことより
悲しいことツラいことの方が多い活動です。

・・・だからこそ笑おう♪
笑って笑って《良い気》を呼び込もう♪

・・・と日々思って
笑いながら活動していますが

やっぱり私も人の子

顔で笑っていても

心の中では
笑えないときが多々あります・・・

こないだの8月2日

私たちが
栃木拠点にいたとき

田原君が
急きょ広島に帰ったでしょ

ようやく数日前に

すべての機関への報告等の手続が
全部終わったので

田原君が広島に帰った理由を
言いますとね



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8月2日の朝8時20分

5歳だった
ゆ~坊が急に胃の状態が悪くなって

亡くなりました。

犬や猫と違って
1・5トンの去勢牛ですから

人力ではどうにもならず
重機を動かすために田原君は帰ったのです。



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誰より
ゆ~坊&た~坊のお世話をしていた

田原君の心情を思うと

最期は田原君が運び出すのが
一番だと考え

田原君が広島に帰り

私が
栃木拠点に残ることにしたのです。

さすがに
2人は帰れんですから


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田原君は毎月2回

1人で土を交換して

1人で
グルーミングもして爪も切って

ゆ~坊も
田原君には特別甘えていましたし

みなしごバスが到着すると
エンジン音だけで

「モ~モ~」と
うるさいぐらい鳴いていました。

・・・だから
ショックが大きくて

『広島へ帰ったらど~や?』
・・・と聞いたときも

「ごめん・・・
ワシは帰りたい・・・帰らせてくれ!」

・・・と

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そ~は言うても

田原君は人間なんで
どが~にでもなりますが

問題は残された
た~坊で・・・

2頭はすごく仲が良かったし

た~坊は
ゆ~坊なしでは何もできなかったし

どちらかが先に逝くことは
当たり前のことなのに

私には

2頭が離れるときが来るなんて
想像もしていませんでした。

た~坊は

目を開けないゆ~坊を丸1日
舐め続け

ゆ~坊を運び出すのを
阻止しまくり

3人が
ゆ~坊を運び出し

3人が
た~坊を止める・・・みたいに・・・

当然た~坊は
ゆ~坊の死から1週間食欲もなく

「お前が殺したんか!」
「ゆ~坊を返せ!」

うちの者全員に威嚇していたそうです。







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8月13日は栃木拠点で
迎え火をしました。

その翌日の朝

先立ったうちの子たちの御霊を乗せてきた
きゅうりの馬が1つ

重さに耐えきれず
ぺしゃんこになっていました。

私は

『ゆ~坊が乗ってきたんじゃ』
・・・と思い

『ゆ~坊が栃木におる!』
・・・と

広島に電話をしたら

「そんなことはないですよ!

昨日から
た~坊のテンションが高くて

独りで
楽しそうに飛び回ってますよ!

ゆ~坊は間違いなく広島にいます!」
・・・と

そりゃ~そ~か・・・
た~坊のとこに行くわな(笑)

・・・でも見てください
本当にぺしゃんこになっとるけぇ!



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当日

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翌朝

ね!右のキュウリの馬が
重さに耐えかねた感じがしませんか・・・



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独りになった
た~坊

寂しいけど頑張ろッ!
ゆ~坊の分まで生きようよ!



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ゆ~坊

5年間 本当にありがとう・・・
うちに来てくれてありがとう・・・

次はお浄土で会おう♪